ドメーヌ バシェ・ルグロ サントネー プルミエ・クリュ クロ・ルソー レ・フルヌー ヴィエイユ・ヴィーニュ

Bachey Legros Santenay 1er Cru Clos Rousseau Les Fourneaux Vieilles Vignes

ピノ・ノワール100%、1914年に植樹、0.4ha。

土壌:南東向き。粘土石灰質
収穫:すべて手摘み 除葉:年に1~2回
醸造:低温浸漬を5日間、アルコール発酵15日間、その後さらに7日間浸漬。低温状態で樽に移し、シュール・リーの状態で14か月熟成。すべて樽熟成(新樽比率40%)。

比類なきワインです。レ・フルヌーはサントネの1級畑クロ・ルソーの一部となるリュー・ディです。この小区画の葡萄樹は1914年に植樹されたコート・ド・ボーヌで最も古い葡萄樹です。類まれなるこの極めて樹齢の高い古木だけを特別なキュヴェとしてワインを造ることを決断しました。そして結果としてそれは類まれなるワインを生み出したのです。新しい味わいを体感出来るのです。これらの古木は特別に細心の注意と敬意をはらって手入れをしなければなりません。1本1本の樹の根元が大きいために、この区画では機械を使うことは出来ません。古木の幹を支え、若枝を結び、補強するこれらの作業はすべて人間がひとつひとつ手で時間をかけて行います。私達の仕事は、植物博物館の管理者の仕事に似ているかもしれません。古代の芸術作品と接するような気持ちを持っています。古木は表土からはるか地中深くまで根を生やし、ヴェルヴェットのように滑らかなタンニンをワインに与えてくれます。非常に熟した黒系果実の特徴があり、アイデンティティーを感じるこのワインを飲んだ数少ない方々は、誇りに感じてくれるかもしれません。比類なき喜びとともに...